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2009年8月 4日 (火)

行きと帰りの時間感覚 -341

Q ドライブや旅行など、知らない場所へ行く時、どうして行きより帰りの方が早く感じるのでしょうか? 行きはだれかが邪魔でもするのでしょうか? 帰り道専用の道路でもあるのですか?

●???市/でかい声さん(24歳)

 

A フランスの心理学者フレスという人が被験者にパリの街の写真を見せて時間の長さをどのように感じるか実験しています。その結果、同じ時間内にたくさんの枚数を見せるほど、被験者は時間がたつのを長く感じたといいます。

 つまり吸収する情報量(刺激量とも解釈できます)が多いほど時間が長く感じるというわけです。行きは知らない景色(情報)に新鮮な刺激をいっぱい受けるので長く感じ、帰りは一度見た景色で刺激が乏しいので短く感じるのですね。

 また帰りは疲れて心身の活動レベルが低下しているので、刺激を感じにくいことも影響しているでしょう。

 一方で、楽しい時間は短く、つらい時間は長く感じるもの。行きは目的地に着くまで楽しみを辛抱している状態なので、時間が長く感じてしまいます。

 もうひとついえば、帰り道は地理に慣れたせいで、迷わずスイスイと行けて実際に所要時間が短いこともあるでしょう。

 こういう時間にまつわる人間心理は今も昔も変わりません。きっと浦島太郎の帰り道もめちゃめちゃ早かったと思いますよ。

 

99・12号 

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